単調でつまらない?倉庫作業
都内の倉庫での荷物の仕分けは単発の日雇いバイトでよく見かけます。他県からドライバーさんが回収し、それを都内の物流倉庫に集め、そこから都内のあちこちに振り分けるための作業です。数字でそれぞれ分けるようになっており、その数字専用のかごに人の目と手を使って振り分け、積んでいきます。
一見単調な作業なのですが、続けていくと様々なものが見えてきます。単調でつまらないと思うのか、突き詰めていくと奥が深くて面白いと思うのか。どう感じるのかはあなた次第です!
より早く綺麗に効率よく
初日や覚えたての時期は、とにかく仕分ける事、正確に数字を見ることでいっぱいいっぱいですが、何日か続けて入っていくうちに、周りの先輩方の動きや仕分けの手さばきに目が行くようになります。「どうしてあれだけ早く振り分けられるのだろう?」「どうしてあんなに仕事ができるのだろう?」そんなことを思っているうちに、気付けば「自分もあんなふうになりたい」と思ったりします。
より早く仕分けるために、立ち位置を工夫している人もいます。この角の、このあたりに立っていればまんべんなく見渡せて、立て続けに荷物が来ても見落とすことなく見ることが出来る!荷物の流れが一瞬止まった時には、ここに移動して溜まった荷物を決まったかごに積んでいき、また荷物の流しが始まるまでにできるだけ綺麗にさばききって、いつ大量の荷物が来てもいいようにしておこう!
先輩方の動きにはとにかく無駄がありません。倉庫作業は決して単調なものではありません。きっとこのような考え方を習慣にすれば、普段の生活などにも役立つこともあるのではないでしょうか。
会社名を見るとロジスティクスを使った企業がちらほら見られますが、ロジスティクスは物流という意味です。