小規模な設備を置くことができるのが利点

太陽光発電は日光を電気に変換する設備です。従来の発電所とは異なり、小規模な設備でも電力供給ができるメリットがあります。建物の屋根や壁面にソーラーパネルを取り付けることにより、その場で電気を作ることができる利便性の高さは他の発電設備には無い特徴です。送電用の配線設備も基本的には不要なので、離島や山地といった限定的な地域での効率的な発電に向いています。住宅用の小型設備を個人で持つこともできるので、エコロジーに気を配っている人にも適した発電システムです。日曜大工向けの簡易的な発電設備が市販されているので、上手に使いこなすことで電気代を大きく減らすことも不可能ではありません。

設備の耐用年数と設置環境には要注意

太陽光発電は便利な点が多い反面、設備の性能が発電効率に大きく影響することを注意する必要があります。ソーラーパネルの性能が落ちると発電量が減ってしまうだけではなく、変電設備にも大きな負担がかかってしまうので速やかな交換が不可欠です。ソーラーパネルは用途の性質上、屋外に置く必要があるので風雨による劣化が生じやすい他、埃や雪などの汚れが付着することで発電機能が損なわれる欠点もあります。こまめなメンテナンスが必要になるので、設置環境によっては維持費が嵩んでしまうことを理解しなければいけません。また、ソーラーパネルはどんなに良好な環境で使用しても経年劣化で次第に性能が落ちます。メーカーごとに設定されている耐用年数を経過すると発電量が著しく低下するので、電力供給を安定させるには定期的な設備の入れ替えが必要になります。

太陽光発電の価格で大事なのは設置費用と売電価格です。設置費用は年々安くなっていますが、売電価格も減少しています。投資として考えた場合、この二つの価格のバランスが重要です。